サンシシクチナシクチナシ(梔/梔子/巵子/山梔子) クチナシの雑学 実が熟したあとも口が開かず、口がないので「くちななし」と呼ばれるようになったと言われています。 梅雨の頃、白い花が咲きお茶の香りづけに使われることもあるようです。 晩秋には実が熟し、この果実を乾燥させた実も利用されます。 サフランと同じ水溶性の色素を持ち、食品の色づけ、布や工芸品の染料、香辛料として使われます。 乾燥させた実を漢方ではサンシシ(山梔子)と呼ばれ処方されます 。 八重咲き、大輪種、班入り種など数多くの品種ありますが、実がなり薬効があるのは、一重咲きの品種で、八重咲きのものは実がならず薬効はないらしいです。 別名:ガーデニア ガーデニアと呼ばれるものは、園芸種の八重咲き。 アカネ科/クチナシ属/常緑低木 開花の時期 6~7月頃 挿し木の時期 5~7月頃 花言葉:楽しい日々 挿し木で殖やせます。 水やり・肥料 乾燥させない程度に湿気を保ち管理していれば問題なく育ちます。 液肥や置き肥のほかにバラまくタイプの肥料を追肥として与えています。 注意点 酸性の土を好みます。 花付きをよくするためには日当たりのいい場所に植え付け、花後の剪定は早い目の方がいいように思います。 利用・効能 《クチナシの使い方はこちら》 きんとんやたくわんの漬物、おこわなどを黄色く色づけするのに使われます。 切花や、コサージュ、ブーケにしたり、花びらをサラダにあしらったり、ティーにして芳香を楽しむことが出来ます。 薬効としては、利尿効果や、止血作用、鎮静作用、炎症緩和などの働きがあり、クチナシの実を煎じたもので、うがいをすると喉の痛みに効くといわれています。 害虫と病気 今のところ病害虫の被害はありません。
◆かんたんハーブINDEX◆ ◆花と緑の小さな図鑑TOP◆ ホトケノザ(仏の座) ◆かんたんハーブINDEX◆ ◆花と緑の小さな図鑑TOP◆ホトケノザ(仏の座)【英名】henbit【学名】Lamium amplexicauleシソ科/オドリコソウ属/1年草~多年草別名:サンガイグサ(三界草)開花時期 3~6月頃春の七草では、ありません。 この種は、食べません。食すのは春の七草、キク科のホトケノザ(=コオニタビラコ=タビラコ)。ノゲシ(野芥子/野罌粟) 【英名】milk sow thistle/sow thistle【学名】Sonchus oleraceusキク科/ノゲシ属/多年草1年草扱いされることもあるようです。開花時期 4~8月頃別名:ハルノノゲシ、ハルノゲシ(春野芥子)タンポポに似てます。 タンポポの仲間でも、芥子の仲間でもありません。紫色を帯びた葉が特長。 茎を折ると、白い乳液が出ます。道ばたや荒地で多く見られる帰化植物。●オニノゲシ(鬼野芥子) キク科/ノゲシ属/多年草【英名】spiny sowthistle【学名】Sonchus asperノゲシが同属。オニノゲシは、葉に棘(とげ)があります。 |